診療と相談について

    当院には「診療」と「相談(親御さん相談)」があります

    当院で対応させていただくお子さんについては、別のページでもお伝えしたとおり

    ・法に触れるような他者への加害行為(暴力、窃盗、脅迫、薬物依存、性依存など)がない
    ・20歳未満のお子さん(お申し込み時点で)

    のように限定させていただいております。

    また、お子さんご自身が受診や治療に対して前向きな気持ちで来てくださることを大切にしています。本人が望んでいないのに、ご家族の方がよかれと思ってお子さんを無理やり受診させるようなことがあると、その後の親子関係や治療関係にもよくない影響を及ぼす恐れがあり、どうかお子さんの意思は尊重してあげてほしいと心から願っています。

    ただ、お子さんが受診に前向きではなくても、親御さんとしてはお子さんのことがご心配で、医師に相談してみたいと思われることがおありだと思います。そのような場合は「親御さん相談」をご利用いただけます。

    ※ 「親御さん相談」に関しても、上の枠内の条件にあてまはるケースが対象です。

    「親御さん相談」とは

    親御さんからみられてお子さんのこころやからだの状態がご心配でも、お子さんご自身は精神科(心療内科)にはかかりたくないと思っておられる場合があります。

    精神科の外来では、受診したくない方を勝手に診て診断や治療を行うことはできません。
    また、ご本人の同意なく精神科のカルテを作成することもできません。
    (入院であれば、病状によってはご本人の同意なく治療を始めることを認める法律があります)

    しかしこのような場合に、親御さんのご心配がずっと解消されないことはお子さんにとってもマイナスであると考えます。
    そこで、親御さんのみがお子さんについてご相談に来ていただけるような予約枠「親御さん相談」を設けることとしました。

    お子さんに直接お会いするわけではないため、診断や治療を行うことはできません(診断書の発行もお薬の処方も行えません)が、親御さんのお話から推測できるお子さんの状態やお家での関わりかたのアドバイス等、可能な範囲でお応えさせていただきます。

    相談料は初回(60分)22000円、2回目以降は60分 22000円または30分 11000円をお選びいただけます。

    「(心理カウンセラーではなく)どうしても児童精神科医に相談したい」というときなど、どうぞご利用ください。

    親御さんが相談に来るうち、本人が「受診しようかな…」と言い出したら

    最初は「受診なんかしない」と言っていたお子さんが、何かのきっかけで「やっぱり受診してみようかな」と気持ちに変化がみられることがあります。

    その場合はもちろん、お子さんの受診に切り替えることが可能です。遠慮なくお知らせください。

    受診していた本人が途中から行かなくなった、でも親御さんは続けて相談したい、という場合

    逆に、初めは受診を望んでいたお子さんご本人が、途中から受診を希望しなくなることもあります。
    自分の困りごとはもう解決したから受診は不要、やりたいことで忙しくなったから通う暇がない、受診するのが嫌になった…など、お子さんによって理由はいろいろ考えられます。
    それでも、親御さんはまだ相談を継続したいと思われていることがあります。

    この場合は、お子さんのカルテも既にできていますので、お子さんが親御さんが通い続けることに了承してくれるなら「受診」として親御さんだけお越しいただくことが可能です(保険診療で認められています)。こちらもどうぞ遠慮なくおっしゃってください。