73. 反省もいっぱい… 児童精神科医デビュー当時はこんな感じでした

    新クリニック立ち上げの
    準備をしながら、
    私がいちばん初めに
    児童精神科専門機関で
    働かせていただいた頃の
    ことを思い返しています。

    平成15(2003)年のこと
    広島市こども療育センターに
    週1回、嘱託医として
    勤務させていただきました。

    当時は今ほど発達障害が
    注目されていなくて、
    (される直前でした…)
    それでもセンターの予約は
    かなりパンパンで。

    週1回だけの勤務なのに、
    毎週必ず新患を1-2人
    担当していました。

    ほぼ未経験なのに
    ひとりで新患を診るので
    適切な対応ができずに
    お子さんや親御さんを
    がっかりさせてしまった
    こともたくさんあったと
    思います。

    診療が終わってから
    ベテランの先生方に
    ご相談させていただく
    ことはできましたが…

    たしかその当時、
    新患枠が60分で、
    再診枠が30分でした。

    でも今はもっと診察枠は
    短縮されてしまって
    いると聞きます。

    お子さん・親御さんと
    ゆっくり関わらせて
    いただくこと、やっぱり
    大事にしたいなぁ…と
    私は思うのです。

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