先日、県外から 当院のホームページを見て
受診を決めてくださった方が初診されました。
その後、お母さんと事務手続き上のことで
メールのやりとりをしていたとき、
その中にこんな文章を書いてくださったんです。
先生、□□の前で診断名を
言わずにおいてくださって
有難うございました。
あのあと「何かまた病名
つけられるんかと思って
怖かった」と言っていました。
広島まで足を運んで
ホントに良かったです。
(□□の部分以外原文のまま。公開許可もいただいています)
こんなふうにはっきりと文字やことばにして
お子さんの思いを伝えていただくことは
なかなかないので、とても嬉しく思いました。
ホームページの「初めての方へ」に書いたとおり
当院では診断に対して
精神医学的な診断名をつけたり伝えたりすること自体はそれほどお子さんの役に立たないと考えているので、診断は積極的にはお伝えしていません。
大事なことは「正確な診断」よりも「今後どうすればお子さんが過ごしやすくなるのか、お子さんとご家族と一緒に考えて取り組んでいくこと」だと思っています。
こんなスタンスをとっています。
たぶん一般的ではない方針だと思いますし、
実際に同業の大先輩からお叱りを受けたことも
あったのですが(ずいぶん前の話です)、
今回、受診先を決めるのに 親子で悩んで
ホームページの情報を頼りに わざわざ県外から
当院にたどり着いてくださったということが
本当に嬉しくて、お母さんにもそのまま
お伝えしました。
受診してみて安心していただけたことは
とてもよかったのですが、大事なのは
これから実際に過ごしやすくなって
いただくこと。
ここからしっかり関わらせていただこうと
思っています。